サンゴを守ることは島の経済を守ること

今回は2023年『島の色』8号からアーカイブ記事をお届けします!

島の色高校生ライタープロジェクト

エコアイランド宮古島宣言2.0やSDGsについて学んでいる高校生に、島の色のライターになっていただき制作された共創の取り組み。当時この記事を書いてくれた高校生たちは 、現在大学生や社会人に。島のことを想い、活動されていることでしょう!今回は「サンゴの白化現象を止めることで、宮古島の経済は発展するのか?」をテーマに宮古高等学校普通課2年生(2023年当時)による発表を振り返り!

サンゴの白化と生態系   

私たちのグループは「サンゴの白化現象を止めることで宮古島の経済は発展するのか?」について研究しました。きっかけは、宮古島でサンゴが減っているというニュースを見て、「宮古島特有のサンゴがなくなってしまうと経済はどうなるのか?」と思ったことです。

地球温暖化により海水温が上昇すると、サンゴが白化してしまい、サンゴが持っている二酸化炭素が放出されるため、地球温暖化がさらに促進されるという悪循環に陥ってしまいます。
さらにオニヒトデの増加や異常気象も起き、異常気象による大雨などで赤土が流出すると、サンゴは大きなダメージを受けてしまいます。


また、海の生き物の1/4はサンゴを棲み家にしているため、サンゴが絶滅すると海洋生物の過半数がいなくなるといわれています。結果、漁獲量は減少し、経済的に大きなダメージを被るのではないでしょうか?


私たちにできること

サンゴの減少が起きるのは、私たちの身近にも多くの原因があります。普段の生活から排出される「生活排水」、工事等による「埋め立て」、人々による「乱獲」や「破損」などです。


私たちにできることはなんでしょう?
一つ目は、日焼け止めには天然成分の由来のもとを使うこと。
二つ目は、生活排水として油をそのまま流さないこと。
三つ目は、海にゴミを流さないこと。
この三つのことが大事になってきます。


また、沖縄県の取り組みとして、恩納村・読谷村・座間味村で合計3.42haの範囲に種苗の植付けを行う「面的広がりのあるサンゴ植付け実証事業」も行われています。
サンゴを守るため、島の経済を持続可能なものにしていくためにも、一人一人がこの問題を「ジブンゴト」として認識していくことが大切ではないでしょうか?

サンゴが減少する原因についてまとめた図案。生徒制作!!

※ この記事は「島の色」8号 P.24 – 25に掲載

関連記事