今年もエコアイランド宮古島WAON寄付金贈呈式がありました!
7月、宮古島市役所にてエコアイランド宮古島WAONの寄付金贈呈式が行われました。イオン琉球株式会社から寄付された令和6年度分の金額は139万3791円。2013年からの累計寄付額は1100万6332円となりました。この寄付金は、宮古島市が推進する環境保全・地域振興施策に活用されていく予定です。
この贈呈式には、宮古島市の嘉数登市長、企画政策部の石川博幸部長、そしてイオン琉球株式会社からは鯉渕豊太郎社長と大城弘毅先島運営部長が出席。カードの仕組みやこれまでの実績を振り返りながら、企業・自治体・市民が連携する地域貢献のあり方について、改めて意義を確認する機会となりました。
鯉渕社長はあいさつの中で、「お客様の思いを形にすることが、ご当地WAONの使命」
と語り、宮古島の美しい自然を守る活動への今後の継続的な支援を表明しました。
嘉数市長は、イオン琉球株式会社による継続的な支援に感謝を述べるとともに、市民や全国のエコアイランド宮古島ファンに向けて次のように呼びかけました。
「エコアイランド宮古島WAONのご利用が、まちづくりや環境保全への支援につながっています。ぜひ今後も、このカードを通じた応援をお願いします!」
エコアイランド宮古島WAONのはじまり
2015年、宮古島市とイオン株式会社(イオン琉球株式会社を含む)は、地域貢献協定を締結しました。この協定は、地域の持続可能な発展に向けて、以下の5つの柱を中心に両者が連携して取り組むことを目的としています。
ICカード(WAON)の活用エコアイランド宮古島の推進(環境保全)
宮古島産品の販路拡大(地域経済支援)
市政情報のPRと発信
地域活性化および市民サービスの向上
この協定に基づき、電子マネーWAONのご当地版エコアイランド宮古島WAONが発行され、カードの利用金額の0.1%が宮古島市へ寄付されます。日常生活の中でカードを使うだけで、誰もが気軽に地域貢献の一員になれる仕組みです。観光客にも利用され、島外からの応援も広がっています。本協定を結んだ背景について、イオン琉球株式会社は次のように語ります。「イオンの基本理念は『お客さまを原点に、平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する』こと。宮古島市との協定は、この理念を具体化し、寄付金をエコ活動に有効活用することで、地域に還元することができます。また、宮古島物産品の販路拡大など双方の資源を活用することで、宮古島市全体の地域活性化に繋げられればと思います。」
エコアイランド宮古島の取り組みを進めていく中で、イオングループとの地域貢献協定は、非常に重要な役割を担っているといえます。
タンディガタンディー!寄付金の使い道
これまでエコアイランド宮古島WAONの寄付金は、多様な形で地域に還元されてきました。中でも印象的だったのは、エコの島コンテストの副賞としての活用だそうです。コンテストの中で、子どもたちが『自分たちの島は自分たちで守る』という意識を持ち、環境についてのアイデアを自ら知恵を出し合って発表する姿に、希望を感じ、寄付金がこうした学びの場を支えることができたのは、非常に意義深いと感じ入ったそうです。
ほかにも、エコドライブコンテスト、市民エコ活動支援、エコハウスの普及啓発などにも活用されています。意識の循環、人と人とのつながりの循環を生み出すことこそが、ご当地WAONの真の価値と言えるかもしれません。


デジタル化で広がる応援の輪
2025年6月からは、イオンのアプリ「iAEON(アイイオン)」で、全国180種類のご当地WAONの中から利用するカードを選べる機能がスタートしました。エコアイランド宮古島WAONをアプリ内で選択すれば、全国どこにいても買い物を通じて宮古島市を支援できるのです!
島外の方々にもエコアイランド宮古島に知っていただくために活動している島の色としては、とても頼もしい機能でもあります!アプリを通じて、エコアイランド宮古島のメッセージが島外の方々に浸透していくことに期待が膨らみます。

どこからでもエコアイランド宮古島に参加ができるように!
島の色について
島の色についても「エコアイランドに特化した情報を届けて頂くことで、WAONカードの活動がより多くの方に届く機会になり、次の支援の輪にもつながり、地域と人をつなぐ大きな橋渡しになっていると感じます。」とエールをいただきました!タンディガタンディー!
エコアイランド宮古島に参加しよう!
エコアイランド宮古島WAONは、
「使う」ことで「参加」できる。
「日常」が「支援」に変わる。
「寄付」が「対話」になる。
この仕組みは、「助ける・助けられる」という垂直関係ではなく、共に未来をつくるという水平なつながりを目的としています。エコの島コンテストがその良い事例です。
一枚のカード、あるいは一つのアプリが、島の持続可能性をテーマに人々をつながる。私たち一人ひとりが、その循環の一員となることができます。普段の買い物が地域を守る。そんな仕組みを通じて、エコアイランド宮古島ファンがさらに増えていくことを期待せずに要られません!